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ここでは、これまでに、私たちの事務所で取り扱ってきた案件の中から、比較的一般的な場面でのサンプルを掲載しています。複数の類似案件を重ねたり、複雑な事案は、事実関係を簡略化するなどして、個別の案件が特定されないようにしています。 |
[case1]
都心マンションを賃貸している家主様から、家賃増額の賃貸借契約書作成と契約締結のご依頼 |
背景 |
近隣相場と比べて極端に低い家賃でマンションを賃貸しているので、募集を任せている不動産会社に家賃増額の交渉を頼んだが、何かと理由をつけて、きちんと対応してくれない。 |
処理方法 |
家主様の代理人として、入居者と面談を行い、近隣相場と比較した妥当な家賃額を説明し、また入居者の方からも要望などをお聞きして、家主様と入居者の双方が納得できる家賃額へ増額した。 |
結果 |
現状の賃貸借契約書では不備な箇所が多かったので、家賃増額以外にも契約内容をチェックし、きちんとした契約書類に作成し直した。その後、引続き賃貸管理業務のご依頼をいただき、契約更新手続やその他の家主業務を代理している。(※不動産賃貸管理/代理) |
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[case2]
都内のコンピュータプログラム作成会社から、システム開発についての契約書作成のご依頼 |
背景 |
ある業者からソフトウェア(システム)開発を発注されたが、その発注業者とははじめての取引なので、金銭の支払方法や納品方法、著作権の取扱いなどについて、最初にきちんとした取り決めを行いたい。 |
処理方法 |
依頼者、発注業者、行政書士の三者間で協議を行い、契約内容や権利関係などを具体的に確定し、契約書類を作成した。はじめての取引のため、依頼者から強い要望があり、この契約書類は行政書士が代理人となり、公正証書とした。 |
結果 |
ソフトウェアの開発は無事完了し、発注業者を通じて、大手ゼネコンに納品された。その後も、両者間ではソフトウェア開発の取引が継続的に行われている。 |
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[case3]
都心のビルオーナー様から、賃料滞納についての債務弁済契約書作成等のご依頼 |
背景 |
テナントの会社が、数ヵ月にわたって賃料を滞納しており、滞納賃料を回収することと、今後も滞納するようであれば、スムーズに明渡しができるように準備したい。 |
処理方法 |
依頼者と対応方法について検討を重ねた結果、滞納賃料に関して債務弁済契約書を作成し、行政書士立会いのもと、契約を締結した。また、今後も滞納があった場合に、スムーズに明渡しができるように、行政書士が代理人となり、あらゆる場面を想定して公正証書を作成した。 |
結果 |
数ヵ月後、滞納賃料の一部は未払いのままであったが、依頼者の判断で、テナント会社との合意の上、明渡しが行われた。また、一部未払いの滞納賃料については、明渡し後に、返済期間を延長する新たな契約を締結した。 |
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[case4]
地方に工場を所有している会社から、工場売却の契約書類のチェック(内容審査)のご依頼 |
背景 |
地元の不動産会社を通じて、所有している工場を売却することになったが、不動産会社の作成した売買契約書類にそのままサインしてよいか、契約書を作成し直したほうがよいかチェックしてほしい。 |
処理方法 |
売却する工場の現況を公簿等にて調査した上で、売買契約書類一式を審査し、とくに文言が不明確な箇所や依頼者にリスクが生じる可能性のある箇所などを中心に、契約書全般について、問題点を指摘した。 |
結果 |
依頼者は、行政書士のアドバイスをもとに、不動産会社に、契約書類を修正してもらい、買主も承諾したため、売買契約を締結した。契約締結と同時に手付金を受領し、その後、工場を引き渡した。 |
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[case5]
都内在住のお客様から、親子間での金銭貸借についての契約書作成のご依頼 |
背景 |
子がマンションを購入することになったが、その購入資金の一部を親から借りることになったので、後から、税務署や兄弟姉妹間でトラブルにならないように、きちんとした契約書類を作成したい。 |
処理方法 |
依頼者(子)、貸主(親)、行政書士の三者間で面談/打ち合わせを行い、依頼者が返済できる額、貸主側の要望などについて話し合い、詳細な返済計画書とともに、金銭消費貸借契約書を作成した。 |
結果 |
行政書士立会いのもと、契約書へ署名・押印を行い、その後、不動産会社へ売買代金を支払い、マンションの引渡しを受けた。また、行政書士のアドバイスのもと、契約書、返済計画書にて決められた方法で、弁済を開始した。 |
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[case6]
東京近郊在住のお客様から、知人間での債務弁済契約書作成等のご依頼 |
背景 |
依頼者(貸主)から再三連絡をしても、いつも、はぐらかされるばかりで、知人への貸金を全く回収できずに、困っている。 |
処理方法 |
借主である知人から、返済計画を示してもらい、これに沿って、依頼者側の要望も踏まえた債務弁済契約書を作成した。また、行政書士が代理人となり、あらゆる場面を想定して公正証書を作成した。 |
結果 |
返済が滞りかけることもあったが、いつでも強制執行をできる状態にして、準備を怠らなかった結果、一定の利息を含めて、貸金全額を回収することができた。 |
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[case7]
都内アパート経営のお客様から、家賃を長期滞納している入居者を立ち退かせるための契約書作成等のご依頼 |
背景 |
家賃を長期間滞納している入居者に立ち退きを求めるが、うやむやにされるばかりで、建物を明け渡してもらえず、困っている。 |
処理方法 |
依頼者(家主)と入居者、それに行政書士が立ち会って協議を行い、具体的な立退きの日程やその手順、滞納家賃の返済方法などを定めた合意書を作成した。また、行政書士が代理人となり、あらゆる場面を想定して公正証書を作成した。 |
結果 |
合意した立退日の当日、依頼者(家主)と行政書士の立会いのもと、入居者は部屋を明け渡し、鍵の引渡しを受けた。滞納していた家賃についても、合意した返済方法に基づいて、支払われた。 |
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[case8]
都内在住のお客様から、離婚協議書作成のご依頼 |
背景 |
離婚そのものは合意に達しているが、当事者間では、感情面でぶつかってしまい、話し合いがスムーズに進まない。 |
処理方法 |
行政書士が中立的な第三者の立場から、離婚に関する具体的な協議を進め、金銭面も含めて、各当事者が納得できる内容や表現方法、文言を用いて、離婚協議書を作成した。 |
結果 |
両当事者からは、離婚協議書の署名・押印と金銭の支払い、さらには、離婚届の提出を同時に行い、且つ本人同士が直接接触しないことを希望されていたため、これを実現できるように、事務の進め方を工夫した。その結果、希望通りに、一連の事務を完了することができた。 |
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お問い合わせ方法/利用料金 |
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